AgLab Monthly
【あぐラボマンスリーNo.29】第14回農業WEEKに出展します!、JAアクセラレーター第6期採択企業 カルテック株式会社、賞金総額1,000万円!R6年度 豊橋市アグリテックコンテストのご案内
第14回農業WEEKに出展します!
2024年10月9日(水)から11日(金)まで、幕張メッセにて開催される「第14回農業WEEK(通称:J-AGRI)」に、あぐラボブースとして出展します。
開催期間中は、あぐラボが運営する「JAアクセラレータープログラム」の採択企業をはじめとするスタートアップのサービスや、あぐラボが開発するJA直売所向けPRサービス「JAサイネージ」、農業者・農業団体向け課題解決ポータルサイト「農辞苑」など、約20社の紹介を行います!
日時:2024年10月9日(水)~11日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬 2-1)
参加方法:以下のWebサイトより入場チケットをお申込みください
https://www.agriexpo-week.jp/tokyo/ja-jp.htmlあぐラボブース番号:4-6
詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。
https://agventurelab.or.jp/news/j-agri2024/
皆様のご来場お待ちしております!
JAアクセラレーター第6期採択企業 カルテック株式会社
カルテック株式会社は、光触媒を用いた農産物鮮度保持システムの提供を行っています。
2018年に設立され、大阪府大阪市に本社を構える光触媒技術の専門企業です。カルテックの技術者の多くはシャープ株式会社出身で、材料開発から生産まで一貫して対応できる強みを持っています。その結果、設立からわずか6年で15種類以上の光触媒を搭載した除菌、脱臭製品を開発することに成功しました。
カルテックの特徴的なサービスの一つは、光触媒を用いた農産物鮮度保持システムです。
光触媒は主に「酸化チタン」を用いており、特定波長の光を当てることで強力な酸化力を発揮し、菌やウイルス、においを分解します。この技術を利用することで、農作物の鮮度を長期間保つことが可能になります。
特に、青果物から分泌されるエチレンガスを分解し、成熟スピードを鈍化させることで鮮度を保持します。また、空気中の菌・ウイルス・カビを分解・除去することで、食品ロスの低減、衛生管理の向上、高付加価値化が期待できます。
カルテック社は、複数の地域で光触媒鮮度保持システムの実証実験を行ってきました。
みかん貯蔵庫入口付近と奥に製品を2台設置し、出荷時の腐敗果量が200kgから100kg に半減したことに加え、貯蔵期間中に行う腐敗選果時に捨てた腐敗果量が大幅に減ったことで作業効率が上がり、さらには貯蔵臭の削減にもつながりました。
初年度は、従来の腐敗率が約12%だったところ、光触媒を導入し腐敗率0.75%に低減。金額換算で約22万円の利益向上が見込める結果となり3年連続で効果が確認されました。
そのほか、熊本県や埼玉県、愛媛県等でも実証実験を実施しています。
カルテックは現在、JAグループや農家をはじめ、鮮度保持に課題を抱えている事業者(生産者や卸売り業者など)とのマッチングを目指し活動しています。
同社は、農産物の貯蔵時の鮮度保持と合わせて、加工、流通現場での衛生管理、鮮度保持にも効果を発揮すると考えています。
光触媒技術を用いて、みかんの他にも、同社の技術を活用できる農作物を特定し、新たな顧客の開拓を進めている状況です。
同社の技術にご関心のある方は、ぜひあぐラボまでお問い合わせください!
カルテック株式会社 Webサイト:https://kaltec.co.jp/
賞金総額1,000万円!R6年度 豊橋市アグリテックコンテストのご案内
あぐラボが事務局を務める愛知県豊橋市の「
地域の農業課題を解決するアイデアを全国の農業系企業から募集する、「アグリテックコンテスト」を開催中です!
公募締切は、10月20日(日)。その後、審査(一次、二次、ファイナルデモデイ)を経て、3社程度を採択します。また、採択企業は、地域の生産者の方と実証実験を行い、製品・サービスの社会実装を目指していただきます!
JAアクセラレーター第6期採択企業9社のインタビュー動画を公開しました!
コンテスト全体の詳細スケジュール、応募テーマ詳細、審査基準等は、以下のWebサイトをご覧ください。
https://toyohashi-agri-meetup.jp/contest
AgLab Monthlyの、より詳細な内容はこちらからご覧いただけます。
https://agventurelab.or.jp/news/aglabmonthly-no29/