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AgLab Monthly

アグベンチャーラボの活動や社会課題の解決に取り組む企業などをご紹介

JAアクセラレーター第5期採択企業「ミライ菜園」/JAおきなわ・OISTとコラボ!オリジナルクラフトビール「異端児エール」第2弾発売/産地・スタートアップのつながりプロジェクト、採択企業8社が決定!

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

産地・スタートアップのつながりプロジェクト

農家を悩ませる病害虫被害が減らせれば、収量アップや省力化、環境保全など多面的なメリットが生まれるのでは。ミライ菜園は病害虫識別スマートフォンアプリ『SCIBAI(サイバイ)』をはじめとしたAIサービスを提供し、病害虫被害軽減を目指すスタートアップです。

SCIBAI(サイバイ)とは?

野菜栽培のお悩みを解決するスマホ用アプリ
家庭菜園を楽しんでいる個人の方を中心に、プロ農家からも支持を受けています。

病害虫診断AI

作物に発生した病害虫をスマホのカメラで撮影すると、診断AIが病害虫の情報や対策方法を教えてくれます。病害虫の図鑑や対策方法についての情報も充実。定期的に診断して、作物の健康を維持しましょう!

栽培SNS

栽培日記を作成や、他のユーザーとの交流が可能。日々のSNS投稿や病害虫診断結果を、カレンダーで振り返ることができます。また他のユーザーに野菜の育て方などを相談したり、気になることを質問する機能も付いています。

◆アプリ「SCIBAI」のインストールはこちらから

iOS:https://apps.apple.com/app/apple-store/id1496787519
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.miraiscien.scibai

JAアクセラレーターでの取り組み

JAアクセラレーター第5期のプログラム期間中、病害虫防除を革新する発生予報AIアプリ「MIRAI(ミライ)」の開発と実証に取り組む予定です。
既に、愛知県内のJAでも実証を開始していますが、今後はキャベツ、ブロッコリー、タマネギなどについて、他の産地も含めた実証を進めていきます。

「MIRAI」は、病害虫が発生した後の対応ではなく、各地の気象データと独自の病害虫発生データを活用して、病害虫の発生予測と予防を可能にする革新的なアプリです。毎日AIによる発生予報が提供されるほか、マップ上で近隣での発生状況をチェックできます。このアプリで病害虫被害を軽減することで、収量アップや農作業の省力化が期待できます。

株式会社ミライ菜園 代表取締役 畠山友史さん

ロボット工学博士。大学卒業後、大手電機メーカーでエンジニアとして勤務。
元々農業に興味があり、工学博士の専門性を活かして農業に貢献したいと考え2019年にミライ菜園を設立。趣味は家庭菜園。
https://www.mirai-scien.com/

 

JAおきなわ・OISTとコラボ!
オリジナルクラフトビール「異端児エール」第2弾発売

あぐラボとJAおきなわは、OIST(沖縄科学技術大学院大学)と連携し、オリジナルクラフトビール『異端児エール~伊江島の黒糖とOIST米のBlack Belgian Porter~』を製造しました。
このビールは、深いコクが特徴である伊江島の黒糖と、OISTの革新的な研究によって誕生した難消化米「ちゅらおとめ」を原料として活用しています。ほのかに黒糖の風味を感じる、苦味の少ないすっきりとした飲みやすい黒ビールです。

販売情報

・ 販売場所:

 沖縄県内 JAおきなわAコープ モーレ店:名護市字伊差川525
ゆいランド店:伊江村川平150-3
首里石嶺店 :那覇市首里石嶺町4-7-1
とみえ~る店:豊見城市上田55
アトール店 :南城市大里字仲間1155
久米島店 :久米島町字謝名堂905-15 他

 オンラインショップ:https://nbrewery.base.shop/

・ 価格:税別980円~
 ※離島店舗は価格が異なりますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。
・ 期間:7月20日(木)より順次(なくなり次第終了)

詳細はこちら
https://agventurelab.or.jp/news/itanji-ale_20230720/

異端児エールとは

あぐラボが、消費者の皆さんにフードロスという社会課題について考えるきっかけを与えたい、関心を持ってもらいたい、という想いを込めて作ったオリジナルクラフトビールです。2022年9月に、第1弾として、出荷されずに熟成が進み食べごろを過ぎてしまったりんご・酒粕・国産ホップを使った『異端児エール~りんごと酒粕のHAZY IPA~』を製造しました。
また、「異端児エール」の”エール”には、エールビールを表す“Ale”と、異端児を応援する“yell”との二つの意味が込められています。

 

産地・スタートアップのつながりプロジェクト、採択企業8社が決定!

あぐラボは、農業生産法人やJAなどの農業団体と、農業系サービスを提供する全国のスタートアップとのマッチングを支援する取り組み「産地・スタートアップのつながりプロジェクト」を運営しています。6月5日(月)~16日(金)、補助事業の公募を行い、審査を経て、採択企業8社を決定しました。
採択企業と取り組み先の産地の皆様が一体となって、今年度末まで、産地の課題解決、農業支援サービスの普及拡大を目指していく予定です!

採択企業一覧

・ 株式会社Agriee
・ 株式会社Agrihub
・ 株式会社INGEN
・ 輝翠TECH株式会社
・ サグリ株式会社
・ サンリット・シードリングス株式会社
・ 株式会社ソフトビル
・ 株式会社TOWING

詳細はこちら
https://agventurelab.or.jp/news/maff_tsunagaripjt_0721

※このプロジェクトは、「農林水産省 令和4年度補正予算 農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策」を活用して運営されています。

 

AgLab Monthlyの、より詳細な内容はこちらからご覧いただけます。
https://agventurelab.or.jp/news/aglabmonthly-no15/

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Labは、JAグループの”結”の精神に基づき、テクノロジーとイノベーションで、よりよい社会へ価値を循環させていく、知恵・アイデア・人の集積する開かれた場所です。
https://agventurelab.or.jp/

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