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AgLab Monthly

アグベンチャーラボの活動や社会課題の解決に取り組む企業などをご紹介

【あぐラボマンスリーNo.27】JAサイネージ導入先拡大中、JAアクセラ第6期Perma Future、大学連携で起業家マインドを盛り上げる!

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

JAサイネージ、導入先拡大中!

あぐラボが独自に開発した低コスト・手軽なPRサービス「JAサイネージ」の導入先が拡大中です!開発当初のメインターゲットだった農産物直売所だけでなく、一般企業やスーパーなどにも積極的にアピールしていきます。

JAサイレージの特徴は手軽さです。
初心者でもスマートフォンで簡単に扱えるため、4月の本格稼働後、すでに全国約10か所の農産物直売所で導入されています。一般企業でも、社内情報の共有、スーパーなどでは、その日のおすすめ商品やタイムサービスの告知に活用できます。

現在、1カ月間の無料トライアルを受け付けており、以下のウェブページから申し込めます。トライアルの終了後も、1IDあたり月額6,980円(税別)でご利用いただけます!

詳細・お申し込みはこちらから
https://ja-signage.agventurelab.or.jp/

こちらの動画もぜひご覧ください!

 

JAアクセラレーター第6期採択企業 株式会社Perma Future

半農半Xの暮らしを広げ、新しい働き方を提案するPerma Future(パーマフューチャー)について

Perma Futureは、午前中は農業を手伝い、午後は自分の好きな時間に当てる、という「半農半X」の新しいライフスタイルを広げ、新しい働き方を提案しています。
このライフスタイルを通じて、農業へのハードルを低くし、農業に触れる人々を増やすことを目指しています

農業ワーケーション「ののの(No 農 No Life)」とは?
コロナの影響で「ワーケーション」の注目が高まる中、一般的には宿泊費が高額になることが多いですが、「ののの」では、一律7,700円で2週間まで何泊でも宿泊可能、というメリットがあります。

午前中は農業、午後からはテレワークやオンライン授業、観光など自由に過ごせます。
1日3~4時間の農作業を手伝うことで、受け入れ先の農家は宿泊場所とテレワーク環境(Wi-Fiなど)を参加者に提供します。

<1日のスケジュール例>

※農園ごとに異なります

受け入れ先と相談しながらスケジュールを組むことができるため、柔軟にテレワークと農業・漁業・酪農・林業を両立させることができます。

こんな方におすすめ
 ● 学生
 ● テレワーカー
 ● フリーランス
 ● 企業

ののの Webサイト:https://nononolife.com/

JAアクセラレーターでの取り組み

JAアクセラレーター第6期にて、新設された「北海道枠」の1社です。
プログラム期間中は、JAグループのネットワークを活かした提携先・地域単位での受入拡大や、企業向け研修の実証実験を目指して取り組んでいきます!また、ユーザー層の拡大にも注力しています。

受け入れ先の事例について、滞在先やテレワーク環境が確保できない場合は、地域の施設などと協力し進めているケースもあります。
「ののの」の受け入れを検討されたい方や詳しくお話しを聞きたい方は、ぜひあぐラボまでお問い合わせください。

代表取締役 池田航介 氏
全国各地の農家やエコビレッジを見て回り、オランダではサーキュラーエコノミーを実践する企業を視察。環境と経済、人間の幸せを追求した生き方が重要だと感じ、2020年にPerma Futureを設立。現在は北海道大学環境科学院に通いながら事業を運営。
農泊プラットフォーム「ののの」のほか、エコビレッジ発の健康茶ブランド「EARTHMIND」や、教育プログラム「地球散歩」などを手掛け、幸せを追求する本当に良い社会に向け活動中。

株式会社Perma Future Webサイト:
https://permafuture2050.wixsite.com/official

 

大学連携で起業家マインドを盛り上げる!あぐラボの取り組みについて

あぐラボでは、JAグループや自治体、様々な企業との連携のほか、大学との連携にも力を入れています。その背景や目的などについて、あぐラボ理事長の荻野にインタビューしました!
ぜひ、ご一読ください。

―― 慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)や神戸大学へ講義に出向くなど、あぐラボは大学連携に力を入れていますね
欧米や中国など諸外国に比べると、日本はこの20年くらい停滞している印象があります。『スタートアップを起こしたい』、『自らが起業したい』というマインドが不足していることが、停滞の理由の一つだと私は考えています。若い人たちに起業家マインドを根付かせる必要がある。私たちが大学連携に力を入れるのは、そのためのお手伝いをしたいという思いからです。でも、『学生は皆、起業を目指せ』というつもりはありません。行政の仕事に就いたり、企業・団体で働いたり、若者にはいろいろな選択肢があります。ただ、どこで働いたとしても、常に起業家マインドを持っていてほしい。それが、停滞を打破するパワーになると思います。

―― 手ごたえはどうですか?
講義をした学生たちに、『食とサスティナビリティ』、『農とサスティナビリティ』といった社会課題の解決に向けたスタートアップ案を募ると、素晴らしいアイデアが出てきます。大学のビジコンでの審査員やスポンサーも積極的に引き受けていますが、若者の起業意識は急速に高まっている気がします。あぐラボの取組みがお役に立っている実感はありますね。

―― 学生だけではなく、教員や研究者も視野に入れているそうですね
日本の研究者は重要な知財を豊富に持っています。研究者が自らの知財を起業につなげていく例が海外では数多くありますが、日本ではまだ広がっていません。私たちはこうした動きも応援したいです。

   

AgLab Monthlyの、より詳細な内容はこちらからご覧いただけます。
https://agventurelab.or.jp/news/aglabmonthly-no27/

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Lab (アグベンチャーラボ)

AgVenture Labは、JAグループの”結”の精神に基づき、テクノロジーとイノベーションで、よりよい社会へ価値を循環させていく、知恵・アイデア・人の集積する開かれた場所です。
https://agventurelab.or.jp/

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